top of page
ストリップ ウォーターフロント.jpg

ウォーターフロント

船がまだ帆船だった時代、船はテーブル湾の沖合に停泊し、小舟を使って人や荷物の揚げ降ろしをしていました。また、テーブル湾は北に開いた形をしているため、北から強い風が吹くと、沖合に停泊していた船が流され、海岸に打ち上げられてしまうことがしばしばありました。

1858年の冬に、北から吹く風(嵐)によって、テーブル湾に停泊していた30隻以上の船が座礁してしまいました。この事故以降、海事保険を扱うイギリスのロイズが冬季にテーブル湾に停泊する船には保険を適用しないと決めたことがきっかけで、港を建設することが決まりました。

 

1870年にアルフレッド港が完成した後も、金属製の船体や蒸気機関の導入で船の大型化が進んだため、さらに湾を埋め立てて港を拡張していき、現在のような国際港湾施設へと発展していきました。

 

一方、一般の人々が港に立ち入ることができなくなったため、心配した市が市民も利用できる港湾施設に変えようと、1988年からビクトリア アンド アルフレッド ウォーターフロントの開発を始めました。

 

現在は、安全なエリアとして、観光客の多くも食事やショッピングで訪れる定番の観光スポットとなりました。また、観光船やヘリコプターで遊覧したり、博物館や水族館、映画館などのエンターテイメント施設もあり、いろいろな楽しみ方ができる場所です。

bottom of page