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ストリップ モデル旅程 ケープ半島周遊 幅1500pxs①.JPG

​ケープポイント(喜望峰)

1400年代、ポルトガルとスペインの大航海時代が始まり、競って大海原に出ていきました。バーソロミュー・ディアス率いる艦隊はアフリカまわりの航路を探すため、1487年にポルトガルを出発しました。彼の艦隊はケープ周辺の海域で嵐に遭いましたが、アフリカには南の端があり、海を伝ってアジアに行けることを確かめました。

 

喜望峰は、彼がポルトガルに戻る際に発見し「嵐の岬」と命名した場所です。

 

喜望峰周辺は海が荒れていることや、船が安全に停泊・接岸できる場所がなかったため、ケープに入植したヨーロッパ人たちが近づくこともなく、手付かずの自然が残っていました。1900年前後に鉄道や自動車道路が整備されたことで、不動産開発の計画が持ち上がりました。自然保護を求める団体がその計画を知り、土地を買い占めて現在の喜望峰自然保護区を設立しました。

 

世界的に珍しいフィンボスという植物が広がる喜望峰自然保護区に入場し、半島先端のケープポイントや喜望峰を訪問します。

 

ケープポイントからは、江戸時代にヨーロッパと日本の商品や文化が行き来していたこの海域の景色を楽しんでください。また、自然保護区内には野生動物もいるので、周囲にも目を配り、藪の中の動物たちも見つけてみてください。

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