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カーステンボッシュ植物園

世界の植物を6つの地域(植物相)に分けたうちの一つであるケープ植物区系界(South African Kingdom)という地域は、南アフリカの南西岸の最も狭い範囲にあり、かつ単位面積当たり最も多くの種類が生育するところです。

 

この植物園ではそのケープ植物区系界の7,000種類を超える植物を集めて品種ごとに分けて展示しています。

 

1903年にイギリスからやってきたヘンリー・ハロルド・ウェルチ・ピアソンが大学で教鞭を執る傍ら、植物研究で南部アフリカをまわりました。彼はケープの植物相の豊かさを知り、国に働きかけて1913年にこの植物園が誕生しました。

 

この植物園は広さが36haあり、背後の山の保護区を含めると528haあります。日本では生け花などに使われているプロテアや極楽鳥花、アロエの大きな木も見ることができます。花の季節になると足元にはデイジーやアイスプラントなどの色鮮やかな花も見ることができます。また、その花の蜜を求めて色鮮やかな小さな鳥たちも集まってきます。

 

植物園内の庭園はもちろん、保護区内の山道を歩いて回ることもできます。とても広いので、歩きやすい靴で時間をたっぷり取って見て回ってください。お腹がすいたら園内のレストランで食事をすることもできます。

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