top of page
ストリップ フランシュフック 幅1500pxs.jpg

フランシュフック

カトリックの国であるフランスで、1500年代後半にカトリックとプロテスタントの間で宗教戦争が起きました。

 

1598年にアンリ4世は「ナントの勅令」を発布し、宗教戦争を終わらせました。しかし1685年にルイ14世による「フォンテーヌブローの勅令」が発せられ、プロテスタント(ユグノー)への弾圧が再開されたことで、フランス国内のユグノーたちはフランス国外に脱出しました。

 

オランダに脱出した一部の人たちが、オランダ東インド会社に勧められてこの地にやってきました。彼らは未開の荒れ地を開拓し、穀物の生産を始めました。

 

彼らは穀物を生産する中で、この地域がブドウ栽培に適していることを知り、苗を持ち込んでワイン生産を始めました。彼らはワインを売って少しでも現金収入を得たかったこと、この地が消費地であるケープタウンまで遠かったことなど、多くの理由で長らく質の悪いワインが作られていました。1900年代に入ってヨーロッパから伝統的な技術や近代的な設備を導入したことで品質が劇的に向上し、現在のような世界中のコンテストで受賞するほどのワインを生産するようになりました。

 

この町にはワイナリをバスやトラムで巡るツアーもあり、ワインの試飲をして回ったり、ワイナリでランチを取ることもできます。

bottom of page