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ストリップ ホウトベイ.jpg

ホウトベイ

背の低い灌木の多いケープでは珍しく、この地域には大きな木が育ち、森が広がっていました。オランダ東インド会社がケープに入植すると、建物を建設したり、船を修理するために木材が必要となり、この森から木が切り出され利用されました。木が育つ湾としてオランダ人は、この地を「Houtbaai(ホウトバーイ)」(Hout = 木、baai = 湾)と呼び、のちに英語と混じって「Hout Bay(ホウトベイ)」という地名になりました。 しかしケープの人口が増えるにつれ、伐採する量も増えたため、一世紀も待たずに森はなくなってしまいました。

1800年代に入ると、この湾を拠点とした商業漁業が始まり、水産加工工場もできました。しかし乱獲の影響で1900年代終わりにはほとんどが閉鎖されてしまいました。

 

この湾を出たすぐにミナミアフリカオットセイのコロニーがある小さな島があります。そのオットセイを見に港から観光船が出ていて、観光名所の一つになっています。

 

また、ホウトベイから海岸線に沿って南に向かうチャップマンズピークドライブは、青く広がる大西洋と赤や黄色の切り立った崖を眺められるドライブコースです。

 

観光船でオットセイを見に行ったり、港でフィッシュ&チップスを食べてみてはいかがですか。

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