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ストリップ ボウルダーズ 幅1500pxs.JPG

​ボウルダーズ

ここにはペンギンが生息している保護区があります。

 

1982年に2対のペンギンがこの海岸にやってきたのを始まりにして、現在このコロニーには2,000羽がいるそうです。彼らのほとんどは、ケープ周辺の島に生息していますが、ボウルダーズは人の近づける数少ない場所です。

 

ここにいるペンギンは暖かい地域に住むケープペンギン属のケープペンギン(アフリカペンギン)という種類のペンギンで、鳴き声がロバ(Jackass)に似ているのでジャッカスペンギンとも呼ばれています。かつてはアフリカ南部沿岸に数多く生息していましたが、ヨーロッパとアジアを結ぶ貿易船の食糧として捕獲されたり、近年は海洋汚染によって急激に数を減らしてしまい、現在では絶滅危惧種として大切に保護されています。

 

ここにいるペンギンたちは2月から8月に卵を産み、子育てをします。生まれたての子供は防水性のない綿毛のような羽根をしているため、新しい羽根に抜け変わるまで親が魚を捕ってきて与えます。また、親たちも新しい羽根に抜け変わる12月頃は海に入れないため、その前に十分魚を食べて、その期間を絶食して過ごします。

 

野生のペンギンたちの愛くるしいしぐさや子育ての様子などを間近で観察してみてください。

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